a day

ハローでグッバイな

お試し

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初夏の夕暮れはいいもんです。昨日耳鼻科の帰りに自転車を漕ぎながら、気持ち良いなぁーとなんども思った。
このまま、どこぞへ飲みにでも行きたいような、そんな風と空気だった。
 
実際のところ、息子とせっせと自転車漕いでるから、明日も学校だから、そんなことできないんだけど。夫が夜勤でいなかったから、タコ焼き買って帰って家でビール飲んだ。充分楽しかった。
 
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学校に行くようになると何かが変わる。親の知らない世界が増える。人と人の間でやっていく術を自分で覚えていかなきゃならない。
ひとりの人間として、成長してゆくんだなぁという感じがする。
幼稚園の頃、一足先に一年生になった近所の子達が、急にたくましくなったように見えたねは、気のせいじゃなかった。
 

ダイアリをこっちに引っ越すかもしれない。ちょっと試してみて使いやすかったらそうしようかな。写真を携帯から投稿しやすいのがいい。気分転換にもなるかな。

 

 
 

はだかの王様

GWが終わった。なんともいえないGW疲れみたいなものと、ほっとした感が同時に訪れる。
やっと平日だ〜。 

子供の日に。
劇団四季の「はだかの王様」を見に行った。
学校からチラシをもらってきて、どーーーしても見たいと息子が言ったので。
「高いからダメ!」と一蹴することもできたけど、わたしも実はちょっと見たかった。

わたしは高校大学と、演劇をやっていた。そのころは、あちこちいろいろ観劇した。
四季は一度だけ。劇団の先輩たちと一緒に、キャッツを観に行った。
結婚してからは一度もお芝居を見ていない。
別に誰に止められたわけでもない、自然とそうなった。
お芝居が始まる前の雰囲気が大好きだった。
暗くなり、音楽が流れ、スモークがたかれ。なんともいえないワクワク感がある。
これから、目の前で、楽しいことが始まる空気。
なんか、ああいうのをもう一回味わえるかなって思って。
今見たらどう思うのかなって思って、息子をダシにしてチケットを取った。

学校でチラシを配られただけあって、子供たちがたくさん来ていた。女の子はよそ行きの服でおしゃれをしている。非日常を楽しむみたいでいい。
話はわかりやすく、衣装もきらびやか。小さな子供でも楽しめるようにできていた。
でも「王様は裸だ」という真実を、伝えるのが正しいことなのかどうなのか、少し考えさせられる。
善良な役も少しマヌケだったり、悪いこと考えるヤツも少しかわいらしかったり、なかなか面白かった。

鍛錬された華やかなダンスを見て、やっぱり好きだなぁと思った。
目の前で動く筋肉、ひらひらと舞う衣装、伝えようとする表情、生の声。
そういうのを見るのが好きなんだ。
こんなことが表現できるんだという、人の力を見るようで。

劇が始まる前に歌があった。「幕を開ける歌」。
子供向けだからだろうか?歌詞が配られてキャストと一緒に、みんなで歌うことになっていた。
これがとても楽しいいい歌で。その一節に、 

楽しい芝居は いつだって
心に枯れない夢を咲かせる

という歌詞があって、じーんとしてしまった。
ああ〜、そうだったなぁ、そうなんだよ、と。なんか忘れてたものを思い出したような気がした。
お芝居もコンサートもそうだけど、高いお金を払って、苦労してチケットをとって、手元には何も残らない。
生きていく上で必需品というわけでもない。
写真もビデオも撮れないし、おもしろかったからもう一回、って見ることもできない。
だからこそ、その日が来るのを心待ちにして、目を凝らして楽しむ。
後に残るのは、楽しかったね!っていう、キラキラした空気。貴重なそれを忘れないように胸にしまう。

息子と、ああだったねこうだったね、と反芻しながら、帰る。
大人も童心に帰った、いい子供の日だった。

ドタバタスッポン

先日、うちのトイレが詰まった。

ちょうど友達親子と約束があって、出る直前にトイレをしておこう!と思ったら、詰まった。
トイレの水が、どんどん上がっていく。

ひぇ〜〜〜〜。わぁ〜〜〜〜〜〜。

と思いながらも何もできない。溢れそう!溢れる!わたしのシタものが!恐怖!
トイレの淵ギリギリのところで水が止まり、とりあえずほっと胸をなでおろす。
友達に緊急事態である旨、説明し、待ち合わせを遅らせてもらう。
どどどどどうしよう。

トイレのブラシを奥につっこんでガシガシしてみたけど、流れる気配まったくなし!
むしろちゃぷちゃぷしちゃって、あふれそうでこわい。
スッポンが欲しいーーーー!!切実に切実に思った。
思っても出てくるわけもないので、しょうがないから買いにいくことにする。お店の開いてる時間で本当に良かった。

自転車をジャスコまで走らせ、「スッポン…スッポン…どこ?」とつぶやきながら、すごい勢いで売り場を歩き、がしっとスッポンをつかみ、一直線でレジに向かう。いろいろ気にしてられないのだ。なにせ、友達を待たせている。ちなみに782円だった。
ダッシュで持ち帰り、急いで説明を読み、スッポンガッコンとしばらく格闘。
無事、無事、がぼごぼがぼごぼと流れてゆきました。心からほっとした。頼もしいスッポン。
現代の水洗トイレといえども、何もなくても詰まることもあるんだ。これが夜中にでも起こったら目も当てられない。
一家に一台スッポンは必要なんだ、この時はそう、強く思った。

***

ある日。
息子がトイレに入ってて、中からトイレットペーパーを巻く音が聞こえる。
…ガラガラガラ、ガラガラガラ、ガラガラガラッ、ガラガラガラッ
ん?!

…ガラガラガラ、ガラガラガラ、ガラガラガラ、ガラガラッ
ええっ??

バタン!とドアを開いてみると、30回くらいは巻いたであろう、もわっもわのトイレットペーパーの塊を持っている。

「おまえかっっっ〜〜〜〜〜!!!」

そりゃ詰まるわ。今まで詰まらなかったのが不思議なくらいだ。
「だって手につきそうなんだもん」とあっけらかんと言う。まったく…。何してるかわからんわ。
もちろん、よくよく言い聞かせた。

それにしてもね。トイレの詰まりを治してくれる業者さんがあるじゃないですか。
あれって実は過酷な仕事だなと気づいた。
トイレが詰まるときって、必ず誰かが何かをシタ後なんだよね…。

遠くをみるべし

息子は小さいときからすごく本を読む子だった。

と書くと、いいことじゃないか!なんなら自慢か?と思われがちなのだけど、違う。
ちょっと尋常じゃないくらい読むのだ。
朝起きたらすぐ本を開く。食べたら開く。外から帰ってきたら開く。ゲーム終わったら開く、テレビ見終わったら開く。寝る前も開く。
いつも何どきも、読んでいるのだ。まるで休憩するかのように。
本が大好き、というよりは、読んでると落ち着く、活字が追いたくてしょうがない、みたいな読み方。

読む物は、あればなんでも読む。同じ本でも暗記するほどに読む。
マンガがやはり一番楽しいようだけど、図鑑も絵本も事典も、なんならテレビ誌だって読む。漢字は勝手に覚えた。
本の置いてある病院には、ウキウキで行く。読みたいから早めに行こうという。

気づいたらそんなだったから、もちろん「本を読みなさい」と言ったことはない。むしろ「そんなに続けて読むな」と止める。
いくらなんでもちょっとどうなんだ、依存ぎみなんじゃないか、そんなんで何か悪影響はないのだろうかと、調べたこともある。
ゲーム脳」なんて言われるくらいだから「読書脳」だってあるんじゃないかとか…(^^;
だけど、本を読むのを勧める情報ばかりで、「読み過ぎ」については何も書かれていない。
読み過ぎで悩んでいるという悩み相談も見当たらなかった。逆はたくさんあるのだけど…。
しなくても心配、しすぎても心配、ほどほどなんてあまりない。

読み過ぎの悪影響についてはわからないままだったけど、視力が悪くなった。
わたしが悪いから、いずれ悪くなるのかも…とは思っていたけど、まだ一年生、こんなに早くかぁ…とちょっとショックだった。
メガネの不便さやコンプレックスをわたしはよく知っている。
子供のころって、視力が落ちるのが早くて、何もしなくてもどんどん悪くなっていく。
その「悪くなっていく」感じが、なんともイヤなんだよなぁ〜〜。
悪いことをしているみたいで。ダメになっていくみたいで。
「遠くを見なさいよ!」と母に言われて、「んなもん遠くばっかり見れるかよ。見たって変わんないよ」と思っていた。
でもおんなじことをわたしも言ってる。見たって変わんないよ、って思ってるんだろうなぁと思いながら。だってそれしかないんだよ。

先日、メガネを作りに行った。ここまで小さい子のメガネはあまり多くないのだろう。息子のサイズのフレームのデザインの少なさに、驚く。
息子はメガネをかけれることが、なんなら嬉しそうだけど、わたしはこっそりはぁ〜、と溜息をつく。

あははのは

わたしのブログはいつも綱渡りみたいなもので。
時間がないときが続くと、もうやめちゃおうかなぁ、どうしようかなぁと思ったり。
ブロガーさんなら多かれ少なかれあると思うのだけど、なんでやってるのかな?と思ったり。
でもコメントやお星様に励まされたり、ほかの人の文章に触発されたりして、今日だけ書いてみよっかなと思ったり。
毎日記事を更新されている方は、ほんとうにすごいと思うのです。
基本、わたしのためにやっているのだけど、文章書いてスッキリ、というよりは、未来の自分のためにやっているような気もする。
後で見ると、ほうほうこんなことを考えていたのか、こんな感想を持ったのか、なんだちゃんと生きているじゃないか、と思うので。

ま、おいといて。

□ □

息子が小学校に通い始めて。
いちばん最初に言ったことがおかしかった。

「小学校ってね、1年2組とかをね、1面の2みたいに書くんだよ!!(目キラキラ)」

……
……

あ〜〜、1−2ってことね!!
マリオとかの、ゲームの、1面の2ね!
げ、現代っ子め……。

□ □

検尿があったのだけど。
プリントに、「容器の8割の尿を入れてください」って書いてあった。容器を見るとこう書いてある。

「これ以上」と。(マウスで絵書くのってとても難しいのね)
ハイハイ、少なかったらダメってことでしょ、と思って、「これ以上」になるように、思い切りペチャンコにして思い切り吸い込ませた。
でも、できない。「これ以上」にならない。
一回で吸い込むのは無理なのかな?と思い、少し減らして、何回かに分けて挑戦。減らしては吸い、減らしては吸い。
でもムリ。どうしてもこれ以上にならない。わたしのやり方が間違ってるのか!?と、朝もはよから、おしっこと格闘。
どうしようーーー!あきらめて少し少ないけど、持ってく?と思いかけたその時。

ふと容器の裏側を見ると…。







ウソーン!(゚∀゚)  あの努力はいったい…!! 
か・き・か・た!書き方ってもんがあるでしょうが!「ここまで」とか書いてくれりゃあいいものを。
検尿の容器を叩き付けそうになった朝でした。

□ □

給食が始まった。なんというか、今もあんまり変わらんのだねと思う。
牛乳瓶の牛乳。ごはんでも麺でも毎日牛乳。イヤだったなぁ。
ときどきのミルメーク。牛乳嫌いの救世主。
ソフトメンに麦ごはん。あんまりおいしくないカレー。
だけど、残せる。掃除の時間まで食べてたりはしなくていい。
うん、ここらへんは賛否両論あると思うけれど。

息子の小学校は給食センターじゃなくて、給食室で作っているのだけど、そのせいか、校内にゴキブリが多いらしい。
だけど、今はゴキブリを見たことない子も多くて、「何の虫?何の虫?」って騒ぎになっていたってさ(笑)

男の子って

まだ抗生物質は飲んでいるが、ほぼほぼ治った!
スッキリ。元気。
いやー、食欲があるっていいね。副鼻腔炎時は、味覚もおかしいし、嗅覚もなくなっちゃってたし。
大好きなビールも飲みたいと思えないし、大好きなコーヒーは苦くて飲めなくて。
もう、何を楽しみに生きようか…、てなもんで。
どうも粘膜を保護する方向に体ができているのか、辛いもの、すっぱいもの、苦いものはとてもマズイ。
代わりに、甘くて優しい味のものがおいしく感じた。ヤクルト、とか。カルピス、とか。普段そんなの飲まないのに不思議だ。体はすごいね。

□ □

息子や近所の子たちは、近くのしょぼくれた公園で遊んでいる。
サッカーをしたり、虫取りをしたり。それを見てると、びっくりすることがある。
男の子って、誰とでも遊べるんだなぁ…と。
わらわらと、人数が増えていく。増殖していくみたいに。
学年もさまざま。名前も顔も知らない子もいる。
サッカーボールひとつあれば、虫取り網があれば、相手が誰でも関係ないみたい。
「入れて」「いいよ」って即答。「そこの白い服の子!」とかって呼ばれてる。
「あれ、誰?」って聞いても「知らん」とかしょっちゅう。
でも飽きたら、違う遊びをしだす子もいれば、すっと何も言わずに帰る子もいて、人数はいつの間にか減っていたり。

だからって仲良く遊んでいるばかりでもない。
すぐケンカ仕出したり、もめだしたり、いろいろある。
相性が合わない組み合わせだってある。でも遊ぶ。
力関係がはっきりしている。仲良しでもすぐに勝負だ!ってことになる。
泣いて帰ることもある。でも次の日にはケロっと遊んでたりする。

女の子は違う。女の子は、幼稚園児だって、グループで遊ぶ。
あの子は仲良し、この子は違う、この子は知らない子。
同じグループで、ずっと遊ぶ。バラバラと増殖しない。
その関係は横並びで、一緒がよい。どっちが勝ちかなんて、競ったりしない。
好き嫌いは別として、わたしはこっちで育ってきたので、男の子の世界はへぇ〜!と思う。
なんか、風穴が空くような気がする。

男の子はケガが多い。親が謝ったりするような出来事も、圧倒的に男の子が多い。暴力がからんだりもする。
どっちもどっちなんだけど。
でも、どっちがめんどくさいかって、人間関係は女の子のほうが大変だよーという人が多い。

桜咲け

ひどい副鼻腔炎になってしまった。副鼻腔炎からぜんそくも悪化して、せぇぜぇゼロゼロげほげほ。38度まで熱も上がって。
自分の鼻水と痰の海でおぼれてしまいそうー。横になると咳が出て眠れないので、昨晩は座って寝た…。
副鼻腔炎は持病みたいなもんで、しょっちゅうなるのだけど、ほんと辛い。頭痛はするし、口の中がネバネバと変な味がするし。
副鼻腔炎とか中耳炎とか、耳鼻科領域の病気ってなんとなく軽視されがちだけど、なると病院通いも長引くし大変。
おおもとはアレルギーなんだよなぁ。にっくきアレルギー。わたしが何したっちゅうねん。

息子が卒園した。
卒園式に関しては、思ったより何も思わなかった。
自分の卒業式じゃないから、歳もとっているし、感動したりするかしらと思っていたのだけども。

息子の幼稚園は、かなり対外的行事に力を入れていて、卒園式に関してもそりゃあもう、完璧な式だった。
静かにお話を聞き、誰もが完璧な動作で賞状をもらい、
在園児の歌、卒園児の歌、先生の歌、どれもとっても上手で、いやすごい。
なのだけど、なのだから、
がんばって練習したんだなぁ、なんだか最後までこの幼稚園らしいなぁと、思えてしまい。
また、歌がいかにも卒業式のためのという感じで、泣かせる気満々で、そうなると冷めてしまうのは、癖みたいなもんなのかなぁ。なにかが心をガードしてしまう。
や、そもそも必ず感動しなくちゃいけないわけではない、たぶん。ただの式だ。

3年間、よくがんばったね、と思う。
幼稚園児も大変だもの。
大人になった今は、とてももう一回やれって言われてもイヤだなと思うもんね。
わたしだって頑張った。たくさんの行事やらランチ会やら。ほんともう、試練かと思ったよ。勉強になった。
お互い頑張ったということで、次行こ、次。