a day

ハローでグッバイな

GANTZ

引越し前のブログに書いてた映画の感想をいくつか。
自分用の備忘録に。

GANTZ [DVD]

GANTZ [DVD]


わたし、原作いっさい知りません。映画のみの感想です。
結論を言うと、面白かった。単純に面白かった。
わりと内容なんてどうでもいい感じです。
最初からぐいぐい引き込まれ、なんでとかどしてとかあんまり考えずに、終わりまで見れる映画でした。
そういうの、わりと好きです。
現実のなにやかにやを考えずにいられる、そんな2時間でした。
原作が気になるかといえばわたしは特に気にならず、映画だけでも完結できる気がしました。
いや、原作読んでる人は、もっとこうとか、いろいろあるんでしょうが。

二宮くんと松ケンくんのふたりが出てるというだけで、既に面白いし、わたしはそれだけで見れる。
とにかくふたりとも苦悩する姿がよく似合う。
二宮くんはいいストーリーテラーだと思う。
彼が主役をやると、普通の人に見える。普通の入り口から入れるから、変な世界でもすっと入れる。
松ケンくんは逆に、普通そうな役でも、普通ではない何かを底に持っていそうに見える。
顔は似てるけど、実はタイプが違うんだなぁと思ったりした。
本郷奏多くんがねぇ、またいい役で。いい演技で。前半で登場が終わってしまったのが残念な気がした。
吉高さんは、不思議な存在だったな。今回はあれだけだったことが意外だった。

ところどころ、シュールさが笑えて、それもいい息抜きになった。
ネギ星人とか田中星人とか大仏とか。ひととおりくすっときちゃう。
深刻なのに、微妙に明るくて、それがまた独特な雰囲気だった。
ひとつ残念だったことは、玄野くんの加藤くんに対する思いいれみたいなのがよくわからなかった。
前半の感じから後半の執着っぷりがが急で、イマイチその理由が伝わってこなかった。
生き返らせたいほど悲しいのかな?ってとこが。

前半すっごくよくて、途中ちょっとダレて、後半持ち直した感じ。ちょい長い、かな。
後編があるとは知らなかったけど^^;終わらんのかーいっ!
後編で全てが解明ってことだから、前半は世界観の紹介みたいな感じなのかな。
後編には、山田くんも出てくるようで、期待がぐんと高まった!

でもほんと、スピード感でさら〜〜っと観ちゃうけど、撮影大変だったろうなぁってつくづく思いました。