GANTZ P.A
引越し前のブログに書いてた映画の感想をいくつか。
自分用の備忘録に。
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
わたし原作いっさい知りません!の上での感想デス。
全体的に言うとやっぱすごい。日本でこんな映画できるんだな〜って思った。
アクションや殺陣、CG、テンポの良さに圧倒。それだけで映画館で観る価値あるなぁ。特に地下鉄のシーンは息つく暇もなく、何がなんだかわかんなくてもそこだけでも完成してる感じだった。
個人的には、玄野くんが多恵ちゃんを車両から追い出した後、後ろ手でドアしめて「ごめん」が耳に残ってる。
役者さんがすっごい。
二宮くんと松ケンくんをあますところなく使ってる。あれだけたくさん見れれば満足だわ〜。
観て2日経った今も印象に残っているのは、やっぱり多恵ちゃん死んだ後に転送されてくるところ。切れ切れの映像とにのの表情と、なんて切ない演出だろうと思った。戻ってきたくないのにっていう。
それからの泣くシーンはもう。にのの真骨頂って感じで。そこだけもう1回みたいくらい。
ほんと悲しみの表現が上手いなぁ。役になるって部分とこう見せたいって部分とのバランスがいい気がする。
わたし「泣く予感」ってのに弱いです。あ、泣くんだろうなっていう。そこで泣けてしまう。そういう意味では、ラストの多恵ちゃんの地下鉄見送るシーン。あそこもすごくじんとしました。
でもでも。疑問もたくさん残ったまんまでした。ストーリーが、戦いが、たくさんありすぎて、右往左往してしまった感じがあったなぁ。こっちも麻痺してくるっていうか。そこは生き返らなくていいんじゃないかってとこもけっこうあった。
ラストもあれでオッケーなら、これから星人たちは野放しなんだろうかとか不思議に思った。そゆこと気にしなくていいのはわかっちゃいるけど気になっちゃう。
あと山田くんの役がなんだかもったいない感じだった。意味ありげだったのに、結局何の役割だったんだろって。
でもそういうのも補って余りあるエンターテイメントでした。いろいろすっごい。