a day

ハローでグッバイな

いちばん知りたかったことは

最近息子が「一生のお願い」を連発します。
一生ってアンタ…。5歳からどれだけ長い「一生」が待ち受けていると思っているのかと、おかしくなる。
昨日の一生のお願いは「今日の晩ごはんは牡蠣鍋にして!」でした。息子は牡蠣が大好きなのです。

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今そういう年頃なのか、言葉の意味をすごい聞いてきます。「これってどういう意味?」って。
簡単なことならいいんだけど、たまにすごい説明しづらいことがあって。
例えば「すなわち」ってどういう意味?とか。
「あっけらかん」ってどういう意味?とか。
マントル」って何?とか。
たいていは歌の歌詞だったり、ヒーローのキメ台詞だったり、ポケモンの何かだったり、そういうとこから来ているのだけど。
成長に従ってわからない言葉も高度になってくるから、答えづらくなってくる。

そこで、まだちょっと早いかなぁと思いつつ、国語辞典を買ってみました。
ひけなかったらひけないで、興味なかったらないで、まぁ使える日がくるまで寝かせとけばよいか、と。
案の定、たいした興味もないまま、しばらくほっとかれていました。
あーあと思ってたある日、「凝視」って何?といつものように聞いてきました。
「ぎょうしポケモン」という種類のポケモンがいたのです。(苦笑)
よし、ここだ!と思って、一緒に辞書を引くと、ありましたありました。わかりやすく説明してあります。
そしたら「すっげー!」と。「これでなんでも意味がわかるんだね!」と息子は予想以上にいたく感心。
それからはわからない言葉があったら、懸命にひくようになりました。

慣れないとやっぱり時間がかかるんですよ。
でも、そこは無限に時間のある子供。あまり気にしないみたいで。
大人になってくるとわからないことがあっても、「ま、いいか」とめんどくさがったりするもんでだけど、まだ「知りたい」ほうが勝つんだなぁ、とちょっと感心しました。
辞書=勉強みたいなイメージがまだないんだねぇ。

ただ、ですねぇ…。
その後、息子が自ら1番最初に調べた単語は「イカす」でした。
「ない!ない!載ってない!」と大騒ぎ。
うん…それは広辞苑とかじゃないと、載ってないかもねぇ…。