a day

ハローでグッバイな

そうか、そうだったのか

鉄は熱いうちに打て、じゃないけど、記事はあたたかいうちに書け。時間が経つと書くほどのことでもないか…って思っちゃうからね。

昨日息子の髪の毛を切りに行ったんだけれど。
子供の髪の毛を切る店が、どうもここ!っていう店がない。高かったり、待ち時間が長かったり。正直息子の髪なんて、特にどういう風にしたいってのもないし、ちゃちゃっと短く切ってくれればよいのだ。
今まで美容院に行っていたのだけど、思い立って床屋さんに行ってみることにした。小人1000円って書いてあるし。

もうすぐさま席に案内され、特にアレコレ注文も聞かれず、DVDを見せたりなんかもせず、ちゃっちゃと切られはじめた。ああ、いいじゃないか、これでよいじゃないか、と思って待っていた。
なんだか待つほうは居心地が悪いけれど。間違って入ってしまったかのような居心地の悪さ。だけどそれもあっという間に切り終わり。

「シャンプーはされますか?」と聞かれた。
美容院だとシャンプーはカットとセットになっている。でも子供が行くとシャンプーするかどうかは必ず聞かれる。洗ってもらえるなら洗ってもらおうと、いつものように「おねがいしまーす」と答えた。
でも。ここは床屋さんだった。美容院じゃない。
いきなり息子の椅子を倒したかと思うと、ハケで顔になにやら泡を塗りつけ、カミソリを取り出した。

えっっ!!
もしやこれは…顔剃り?!

ジャッジャツとカミソリの音がひびく。えー、シャンプーってこれもセットなのぉぉぉ?髪洗うだけじゃないの〜?
息子をみると「ひーーー!!なになに!?聞いてないし!」って顔をしながら、じっと我慢して耐えている。
いまさら「やっぱりいいですぅ」ともいえず、…まぁ…これもひとつの体験…と見守った。
幼稚園児が、スキンヘッドのいかつい美容師さんに顔を剃られている様子は、なんだかおもしろくて、思わず笑ってしまった。ごめん、息子よ。お母さん、知らなかった!

その後、わたしを軽く睨みながら、違う台に移動した息子は、頭を前にかがめて洗う床屋さんの洗髪を体験した。そしてよくわからない整髪料をたっぷり塗られて、クシでなでつけられ、オヤジの匂いをさせて戻ってきた。
シャンプー代は別料金だった。計1365円。そうか、そういう風か。勉強になったよ。

「もう!!ママ!すぐ終わるって言ったのに、やたら手間かかってたじゃん!!ぼく床屋さんもう行かない!」
店を出た直後にご立腹の息子。
「あ、でもほら、かっこいいよ、いい感じ!ゴメンゴメン、今度からシャンプーはやめておこう、うふふふ(思い出し笑い)」
ほんとうに、カットはいい感じだったのだ。やっぱり男は男が切ったほうがよくわかるのかな。もみあげとか。
またいこう。


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