a day

ハローでグッバイな

「気」を変える

今日は鏡開き。ぜんざい作りました。
スーパーは、もう節分豆やひなあられを売っている!?
いくらなんでも早すぎませんかい?
今から豆買ったりひなあられ買ったりする人どこにいるんだ。
どういうことなのかなぁ。気分を盛り上げて購買意欲を煽ろうって意図なんだろうか。
ちゃんと季節物売ってますよ、このスーパーやる気ありますよっていうアピールなんだろうか。
別に害はないんだけど、そんな焦らんでと思ってしまう。

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クーヨンという雑誌を図書館で借りてきた。

月刊 クーヨン 2012年 01月号 [雑誌]

月刊 クーヨン 2012年 01月号 [雑誌]


オーガニックなことをよしとする育児雑誌。買うことはないんだけど、時々古いのを借りて読む。
実際はここに書いてあるような、ナチュラルな子育てや生活とは程遠いのだけれど、たまにこういう「理想」みたいなものを読むとちゃんとした場所にこころを引き戻すようで、ほっとする。
ちょっとだけ、はしっこだけでも見習おうと思う瞬間。

昨年の11月号の特集が「整理整頓、ちょうどいいかげん」だった。
その中で少しハッとしたところがあった。

日常の中で、テーブルを拭くという動作がある。ご飯を食べる前とかに、散らかったものを片付けて、テーブルを拭いてから、ご飯を並べる。
このときにいいかげんに絞ったふきんでちゃっと拭くのではなく、きキュッと絞り、四隅を綺麗にたたんで一定方向にきちんと拭く。
そうすることで、そこまで連続していた時間に自分で区切りをつけることができる。場の「気」を変えることができる。

「気」を変える、というところが目からうろこだった。
確かに、そういうことをきちんとやっている場所は、入った瞬間「気」が違うのかもしれないなぁと思い当たる。神社やお寺、几帳面なお友だちの家でも。
そして「気」をすがすがしくすることが、本来の整頓や掃除の意味だと結ばれていた。そういう体験を子供と一緒にあじわってほしいと。

なるほどなぁ、と思った。日常のそういうこと、子を育てるだいじな一要素かもしれない。
ここのところ、テーブルだけすこし真剣に拭くようになった。