a day

ハローでグッバイな

届け

普段は、今なーんにも見たい映画なんてないと思っているのに、思い立ってレンタルショップに行くと、そういえばあれも見たかったこれも見たかったと、うろうろ迷って焦る。
わたしはどちらかというと邦画を見ることが多い。外国映画が嫌いなわけではないし、頑張って見た時期もあったので、好きな映画もある。だけど「見たい」って素直な欲求が湧くのは邦画の方が多い。
別に邦画のテイストが好きとか、そういうわけではないんだけれど…。でも…外国の小説でも映画でも、少し、壁があるんだよね。見るためにエイヤッって思い切りがいる。そのエイヤッが億劫だったりする。


君に届け スタンダード・エディション [DVD]

君に届け スタンダード・エディション [DVD]


これ見ました。なんでかこういうのに弱い。どこか、わたしに学生時代くらいで止まってる部分があるのかなって思う。青春でありがちでキラキラで好ましい。今のわたしからすると遠いファンタジーみたいな世界なんだけど。
映画としては、思ってたより粗くて、いろいろ甘い。でも、なんかエッセンスみたいなものが、好きだった。可愛いらしくて。
風早くん役の三浦くんの笑顔がとても素敵でした。やー、よくあんな笑顔ができるもんだな。すごいわ。カッコイイ人にしかできないな、っていうそんな笑顔でした。あとあやね役の夏菜ちゃんが良かったな。ガンツのときはなんとも思わなかったのに、そっか、なるほど案外いいなと思った。
「君に届け」ってタイトルがすごくすごくいいと思う。全てがこのタイトルに集約される感じ。



君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))

君に届け 1 (マーガレットコミックス (4061))


映画の評判を見ると、「原作は映画よりずっといい!」って人が多かったので、思わず原作も読み始めました。マ、マーガレットコミックスだって…何年ぶりに読むだろう。お年頃に読んだホットロード以来じゃないのか。わたしマーガレットはあんまり通ってなくて、りぼん→花とゆめだったから。このあたり、好みやおませ度によって分かれてたなぁ。
うん、少女マンガの楽しさ思い出した!ムダに続きが気になる!これ売れるのわかるわー。
風早くんが映画以上に神だ。こういうどこからどう見てもかっこいい人っていいね。読んでてスカッとする。爽子の前向きなキャラも元気出るし、どう転んでもそんなに悲惨なことにはならない展開も安心して楽しめる。
「誤解を解く」ということ、とか「友達って何だ」とか、いい大人なわたしでも、ちょっとクるものがある。


マンガのレンタルはありがたいなー。安いから、続きがどんどん読める。今やマンガってもったいなくて買えないんだよね。マンガ喫茶とかもあるけど、やっぱり家でゆっくりこっそり読みたい。ダウンロードとかで読めるものもあるけど、紙をめくりたい。レンタルありがたい。
でも書店の敵だろうな。本が売れなくなるのわかる。