a day

ハローでグッバイな

リベンジ

昨日から、息子の帽子を編み始めた。
編み物は息子が赤ちゃんの頃に一時はまっていた。はまっていたといってもわたしのことだから、本とにらめっこである。ビギナーズブームである。

子供が小さいうちは、すごく時間が細切れで、すぐに呼ばれて、ヒマなようでヒマでなく、自分のタイミングでは何ひとつできない感じだった。そんな時、わりと編み物は良かった。
道具がちらからないし、やめようと思えばすぐに中断できるし、なによりただ過ぎてくような毎日の中、少しでも何かができあがっていく感じは、心が落ち着いた。

3歳だったか4歳だったか。帽子を編んだのだけど、なかなか笑える出来だった。
鈎針の細編みでぐるぐる編んでく単純な帽子。ボーダーで、紺と茶で作ったのがよくなかったのだろう。ピタッとして地味なシマシマで…アメコミの囚人がかぶるような帽子ができあがった。
かぶってもいいが、外出してはならぬ。そんな帽子。
わたしはしまいこんで、買った帽子ばかりかぶせるのだけど、息子は不思議とかぶりたがる。かっこわるいからやめときなーと何度も言った。
小さくなったので、こっそりと始末した。
そしたら冬になると、あの帽子はどうしたと言うのだ。小さいから捨てたといったら、また編んでくれという。
買ったステキな帽子があるじゃないか!といっても、ママが編んだのがいいという。
もっと上手なママに頼め!と言いたいが、このママしかいない。そしてまんざら、まんざらでもない。

子供は、
手編みはかっこわるい、とか、手編みは重い、とか
言わない。
将来言うとしても、まだ、言わない(笑)
むしろ、その重さこそ、欲しいのかもなぁ。
ちなみにその囚人帽、過去の写真を探したけど、一枚も無かった…。よほど残したくなかったみたい。


作ってたアップリケができあがった。
正直、やり始めてすぐに、やり始めたことを後悔した。なんつー、大変な…!!
息子に期待させてしまった以上、やり終えるしかないのだけど、これはこれでいいのか?との戦いだった。
キャラクターってね、ポケモンでもキティちゃんでもそうだけど、ちょっと違うと全然違うものに見えちゃうのよね。なんなんだろうね、あれ。

寄ってはいけない、手作り感。もうちょいスマートにできると思っていたのにな。

売ってるポケモンのワッペンが650円で、高い!とか言ってたけど、うそうそ。あれ安いわ。