いつのまにまに

24色の色鉛筆を見ていると豊かな気持ちになる。やまぶき色とか、すみれ色とか、ぐんじょう色とか並んでるの見ると、いいぞいいぞとひそかに興奮する。
12色で充分事は足りるけれど、さらに12色も余剰がある。憧れだった24色の色鉛筆。
缶に綺麗にそろった色鉛筆を、息子が使っているのを見ると、よしよし、と満足する。
子育ては自分の子供時代をやり直す、とか何かで見たことがあるけれど、そういう部分は確かにある。
満たされなかった部分を今満たしてみたりとか、同じ不足を味わわせそうになったりとか。

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近いうちに、パソコン環境を変えることになりそうだ。息子が小学校に入るため、模様替えを迫られている。学習机を置くならば、わたしのパソコンデスクが邪魔になる。
今、デスクトップを有線LANで繋いでいるのだけど、ちっこいノートパソコンでも買って、無線化すればいいんじゃないかという話になった。そもそもわたしの今のパソコンは年代物でいつ壊れてもおかしくない。ちょっと写真の重いブログさんとかだったりすると、固まってしまって見れなかったりする。いつのまにか時代遅れのパソコンになってた。

わたしがネットを始めた頃にちょうど電話回線からADSLになり、ADSLから光回線になった。ここまではなんとなーく了解できてたつもりだった（理解ではない、了解）。だけど無線LANが出てきてWifiだのWIMAXだの言い始めてから、急にさっぱりわからなくなった。飛んでる電波を捕まえるとか何事？そいつらいったい何者だ？当然のように契約してたプロバイダーとかも別にいらないわけ？いつのまに世の中そんなことになっていたのだーという感じがする。詳しく調べようにも、わからなさが漠然としてて、はてどんなワードで調べたらよかんべ、っていう感じ。

いきなり今始めた人は、それが当たり前で、すっと入ってくるのだろうけど、なにぶん古い状態での理解がこびりついているだけに、新しい物がすっと入ってこない。そんなわけなかろう、とか、どういうこと？が邪魔をする。なんかいちいちひっかかりがあるのだよね。
若い子や子供が、新しい物をいとも簡単に使いこなすのはそういうのもあるのかなぁ。

そもそもが、パソコン変えるのもめんどくさいよー！アドレスとかあちこち変更しなきゃいけないと思うと気が重くなる。でもパソコンデスクやコードに縛られずにどこでもひょいひょい持ち歩けるんだと思うと、それはなかなか夢みたい。